
長らく愛用してきたエヴェレストハードウェアのダウンベストのジッパーの調子がこの冬から悪くなってしまい、不快なので着る機会がとんとなくなってしまっていた。
ジッパーを閉めても、しばらくすると閉めたところが少しづつ開いてしまう、誰もが経験したことはあるであろうトラブルだ。しまいには閉めたそばから開いてまうようになってしまった。

囲炉裏から焚き火まで、なにかと火を灯していることが多いので、こういう服は爆ぜた火の粉で穴が開く。だからダクトテープで補修している。そしてついにジッパーもだめになったのだから、いい加減お役ごめんなのかもしれない。
ジッパーを取り替えようものならダウンが出てきそうだし、ボタンで閉めるようにしてもなーと思ったので、処分しようかと思ったが、そもそも交換せずとも直せないのかと調べてみると、なんと、ジッパーのこの手のトラブルはすぐに直るらしい。
ジッパーの取っ手の下部の開きが大きくなってしまっているのが原因で、これをラジオペンチかなんかで幅を狭めてやればよい。それだけ。
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本当にそれだけで何事も無かったかのように直ってしまった。今までに何度か同様のトラブルを経験しているが、まさか直せるとは思っていなかった。何の根拠もなく寿命なんだと思い込んでいた。
田舎で古民家暮らしをしていると何かと自分で作ったり直したりするが、当たり前にプロに頼むと思われているようなことも、案外簡単にできてしまったりする。難しくないことも、難しいと思い込まされている時代なのだろうか。
ちなみに、アウトドアウェアに明るい人はエヴェレストハードウェアって何だ?と思ったことだろうが、これはタダのマウンテンハードウェアのパクリではない。
ロゴも本家マウンテンハードウェアよりもカッコイイんじゃないかと個人的には思っている。ネパールに行く人は要チェックである。
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