鉄パイプハンドルの鉈が持つ折れない安心感

柄まで金属でできた「共柄(ともつか)」の鉈は最高にヘビーデューティーな道具だ。何しろ木を使わず全て金属で出来ているので耐久性は圧倒的に違う。

中古の共柄鉈を少し物色してみたりしていた矢先、なんの因果か、ちょうど実家に帰省した際に、破損した柄を鉄パイプを溶接して補修したという「鉄パイプ鉈」を譲り受けてきた。

父親が務めていた会社のドミニカ共和国出身の同僚が溶接してくれたそうで、日本人の技師よりもレベルが高いとか。

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それを聞いて思い出したのが、日本の山小屋で働くネパールの山岳民族シェルパ族のこと。山小屋周辺の工事というと山道や石垣などを限られた道具と資材のみで作ると言ったようなことも多いしから、現代日本人には役不足なわけだ。高度経済成長までの百姓の技術と言えるかもしれない。

僕はこの鉈を薪割り用に使っている。薪割りのイメージは斧なのだろうが、鉈の方が軽いし、厚みが15cmくらいの木を割るにはちょうどいい。座りながらできるのも楽。

刃が分厚いので割りやすいし、木に刃を軽く叩き込んでから、みねを棒で叩いてクサビの要領で薪を割るバトニングをするにも、鉄パイプハンドルなので壊れる心配がなくて良い。

この手の鉈は需要があると思うが、市場に出回るのをみたことはない。

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