「ドコモ・バイクシェア」をSuicaやPASMO、Apple Payでスマートに乗りこなす。


世界中で急速に普及しているシェアサイクルですが、東京でも都心部の7つの区をまたいで貸出〜返却できる「ドコモ・バイクシェア」が少しづつその勢力を拡大しています。

電動アシスト自転車なので都心部に突如として現れるとんでもない急坂も安心して走破できるし、自転車を貸し借りできる「ポート」も2017年10月1日現在で333箇所と結構たくさんあって、2018年2月現在も2日に1箇所くらいのペースで続々と増えています。オリンピックイヤーの2020年までには現行の5倍相当の2万台まで台数を増やす計画だとか。

このシェアサイクルは2016年から始まっていますが、東京在住の人でもまだまだ知らない人も多いようですし、利用するにあたってちょっと分かりにくい所もあるのも事実。しかしだからと言ってこの便利さを知らずにいるのは勿体無いです。

東京都心部はコンパクトなので自転車を利用した方が電車や車よりもよっぽど速いことも多いですが、駐輪場は駅の周辺などに限られたりと、今までは駐輪スペースに悩むことが多かった。しかしこのシェアサイクルならそんな心配は無用ですし、所有の自転車と違ってそのまま公共交通機関を乗り継ぐなど「ワンウェイ」な動きが可能。電車を降りた先にはまた別のシェアサイクルがあります。

しかも、SuicaやPASMOなどの交通系ICカードや、Suicaを登録したApple Payを使えばワンタッチでの貸出も可能で、さながら自分の自転車のように使えてしまうのです。

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ドコモ・シェアサイクルとは

所用で久しぶりに東京に帰郷している間に、ちょっとした用事に利用できるシェアサイクルがないかと思って調べてみたら発見したのがこの「ドコモ・バイクシェア」。

NTTドコモが行政とタッグを組んで2016年2月に広域実験として開始されましたが、僕も2016年以降度々東京に来ていたのに、多忙なこともありその存在に気づくことができませんでした。これは勿体なかったです。

利用可能エリア

ドコモ・バイクシェアはもともと「千代田区」「中央区」「港区」「江東区」の4区で始まり、それに加えて2018年2月現在「新宿区」「渋谷区」「文京区」の7つの区であればどのポートでも自転車の貸出返却が可能。

利用にあたってはアカウントを作成する必要があるのですが、上記の7区なら同じIDにてログインが可能です。

「品川区」「大田区」「練馬区」でも運営しているものの、この3つの区ではその区内のポートでしか利用できず、アカウントもそれぞれ別個に作らないといけないのが惜しい。

いかにも行政絡みのサービスらしい所ですが、この3つの区が前述の7つの区と足並みを揃えること、そして23区の残りの区や西東京エリアも連携しだしたら面白いことにはなりそうです。

むしろこの縦割り体質を崩してくれないと未来は厳しいかも。便利だからこそこれでは勿体無い。

選べる利用プラン

利用料金は会員プランによって変わりますので、ライフスタイルに合わせて選べるのが嬉しいところ。観光での利用としては1500円で1日乗り放題の「1日パス」がありますが、普段使いとしては「1回会員」か「月額会員」になります。

1回会員

基本料0円
最初の30分150円
それ以降の30分100円

月額会員

基本料2000円
最初の30分0円
それ以降の30分100円

(全て税抜)

たまに乗るなら1回会員ですが、30分以内のレンタルを14回で2000円を超えてしまうので、それ以上の頻度で利用するだろう人、利用する距離が長い人は月額会員ということになるでしょう。

年間最低24,000円(税抜)でメンテナンスフリーの電動アシスト自転車に乗り放題

月額会員であれば30分以内のライドをポート間でちょこちょこ繋いでいけばもはや一ヶ月2000円で電動アシスト自転車が乗り放題となります。1年で24,000円。

しかも

・充電はドコモがやってくれるし
・メンテナンスも不要
・駐輪代もかからない
・そもそも東京には自転車置き場のないマンション暮らしの人も多い

電動アシスト自転車はアマゾンを眺めていても6万円はするし、ヤマハやパナソニックなどの国産メーカーなら10万弱以上はしますから、使い方によっては買うより間違いなくお得な人も多いはず。

近頃東京中を走り回っている一般人によるデリバリーサービス「Uber Eats」でもこのシェアサイクルを利用している人がいますが、彼らは法人契約で、月額4000円の延長料金無料です。営業職の人たちにとっても重宝するのではないでしょうか?

利用方法

まずはとにかくアプリをダウンロード

ドコモ・バイクシェアを利用するにはまずは専用アプリ「ドコモ・バイクシェア ポートナビ(bike share)」をダウンロードして、会員登録します。会員情報に加えて支払い方法を入力する必要があります。対応している支払い方法はクレジットカードかドコモケータイ払い。

Appストアよりスクリーンショット

アプリは以下のサイトよりダウンロード。またはApp StoreかGoogle Playより「Bike Share」と検索してください。

ドコモ・バイクシェア ポートナビ 公式アプリ

(パソコンのサイトからも会員登録〜自転車の貸し出しはできますが、そもそも自転車は野外で使うものですから携帯アプリだけ使っていれば十分だと思います。登録作業についてはパソコンの方が楽なのは確かですが)

「千代田区」「中央区」「港区」「江東区」「新宿区」「渋谷区」「文京区」などがそれぞれのログインページを持っていますが、これらの区では同じIDが兼用できますので、どこで登録しても大丈夫です。ただ、駐輪場を探すとき、登録した区のページがデフォルトでトップに表示されるので、よく使う区を選びましょう。

この辺が縦割り行政感満載ですし、シェアサイクルのページ自体も僕が見つけた限り以下の3つと林立していて情報が分散されてしまってるのが不親切。スマートさに欠けます。

自転車シェアリング広域実験

ドコモ・バイクシェア

BE FREE Tokyo

登録が済んだらすぐに自転車を借りることができるのですが、毎回手打ちでパスコードを入力する方法と、ICカードを使う方法があります。手打ちは面倒なのでICカードがオススメ。

地図から検索してポートを探そう

アプリを起動してポート検索を選択すると地図上のポートがピンによって表示されるので、目的のポートをタップして選択します。

貸し出し可能台数やこのポートまでの距離が表示されるのは嬉しい。ここに行くをタップすればすぐさまグーグルマップでの道案内を開くことも可能です。

さあポートに向かいましょう。

交通ICカードかApple Payを登録してワンタッチ貸し出し

自転車を発見!

説明用の地図は渋谷ですが、このポートは広尾・・・

交通系ICカードを会員証登録していれば、自転車のパネルの「START」を押してカードをかざすだけで一発で解錠されます。

SuicaもPASMOも試してみましたがどちらも使用可能でした。Suicaが使えるということはもちろんApple Payに登録したSuicaでも使えます。ただし、Touch IDなしで使えるエクスプレスカードに設定していても指紋認証しないと解錠できません。

また、会員証として登録したSuicaをApple Payに登録するとSuicaのIDが変わりますので、改めてApple PayのSuicaとして会員証登録をする必要があります。

会員証登録をしていれば一時停車して自転車の鍵をかけても、「START」を押して会員証をかざすだけで簡単解錠。

ポートの検索などスマホありきのサービスなので、僕はApple Payに登録したSuicaを利用してiPhoneで一元管理しています。Apple Payだとスマホを操作しないといけないので少し面倒ではあるのですが、僕は持ち物がシンプルな方が好きなのでそうしています。

ちなみに、おサイフケータイも会員証として登録可能だし、専用のカードもあるようです。

会員証を登録していない場合は後述するように、貸出の際に入手したパスコードを鍵を開けるたびに手打ちで入力しないといけないので面倒です。

会員証登録方法は以下のページより「お手持ちのFeliCaカードで自転車を借りる方法」をご覧ください。FeliCaカードとはSuicaやPASMOなどのICカードのことです。

https://docomo-cycle.jp/shibuya/howtouse/

会員証登録なしで利用する場合

Suicaなどを登録しなくてもドコモ・シェアサイクルの利用は可能です。

が、

利用方法がアプリも含めて煩雑なので、ちょっとスマートさにかけています。

まずはアプリにログインしないといけないのですが、先ほどのポートのページからログインをタップすると以下のように駐輪場のページから離れてしまいます。

そこから自転車を指定するに進めば、特定の自転車番号を手打ちすることもできますがちょっと面倒。そして駐輪場から選ぶを選択すると、また一から駐輪場を探さないといけません。これも面倒。さっきまで見ていた渋谷3丁目はどこへ?

なんだか僕が面倒がってばかりなのも嫌なのですが、もうちょっとスマートなアプリにできると思います。

会員証登録をしている人には関係無い話なのですが、観察していると手打ちでコードを入力している人も多いし、取り敢えず手始めに会員証登録無しでシェアサイクルを使って試してみようと思っている人も多いのかなと。

そんな人たちがシェアサイクル離れしてしまったら勿体ない。。。

ひとまず脱線した話をもどしましょう。

該当の駐輪場を選択すると貸出可能な自転車の一覧が表示されます。実際の自転車をチェックして好きな番号を選択しましょう。後述しますが自転車はメンテ状況含めて意外とばらつきがあります。

自転車を選択すると4桁のパスコードが発行され、登録したアドレスにもメールが届きます。

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自転車操作パネルの「START」を押して、4桁のパスコードを入力すると解錠されます。

このコードは一時駐輪した自転車を解錠する度に必要になります。

利用するにあたってのコツ

充電状況をチェック

自転車を借りる前に忘れてはいけないのはコントローラーの電源をつけて充電状況を把握すること。フル充電されていれば「FL」が、そうでなければパーセンテージが数字で表示されます。

場合によっては充電が不足した自転車ばかりの時もあります。何しろ係の人が大量の電池を抱えて日々交換して回っているからこれは大変。

コントローラーの右上の「切替ボタン」を押して表示設定を変更すれば電動アシストのモードごとに、可能走行距離「残km」が表示されるので、目的地までの距離と相談して自転車を選ぶことが可能。

ちなみにシェアサイクルとして最も多く出回っている型式の自転車はYAMAHAの旧型PASだと思うのですが、フル充電の際の可能走行距離は

アシストが強の時は35km
標準の時は41km
オートエコの時は48km

でした。

電池の寿命によっても個体差があると思いますので、参考までに。これは恐らくメーカー公表スペックより劣っているはず。経年劣化でしょう。

上の写真のコントローラーがついた自転車を一番よく見かけるのですが、Amazonに販売されているパーツを見ると2013年から2015年のYAMAHA PASに装備されているものです。

ごくたまにではありますが、パナソニックのコントローラーを搭載した電動アシスト自転車もありそちらの方が色々と新しい。そちらの方だとフル充電の時、YAMAHAと類似する3つのモードに対して走行距離がそれぞれ10kmくらい長かったです。自転車自体が新しいので、このコントローラーを見つけたらラッキー。僕が乗ったわけではないけれど、ほかの個体より走りが良いらしい。

もう一つパナソニック製のコントローラーも見つけましたが、これは検証していません。

メンテナンス状況をチェック

タイヤの空気圧は忘れずに確認しましょう。空気が抜けていたらパンクの危険が高まりますし、走行性能も落ちます。

残念なのは後輪に鍵がかかった状態ではブレーキのチェックがちゃんとできないこと。いざ自転車を借りて走り出したらブレーキが「キーキー」言う可能性もあるわけです。あまりにブレーキの調子が悪い場合は、自転車を借り直した方が良いでしょう。

また、サドルやハンドル、カゴの形状も違うし、たまにミラーがついている個体もありますので好みに合わせてチョイスできます。

基本的にはYAMAHAのPASがベースだと思うのですが、パーツはいろんなメーカーから寄せ集めているようです。コントローラーの年式から考えても、余っていた在庫をうまく利用しているのではないでしょうか?

自転車を観察すると、YAMAHA、パナソニックの他にも、ブリジストンのロゴも確認できました。

ブリジストンの充電池
パナソニックの充電池
貸出・返却ができない時はビーコンを疑おう

このシェアサイクルは、各ポートにあるビーコンによって管理されています。

現在ポートに何台自転車が貸し出し可能になっているかが把握できるのもこのビーコンのおかげ。返却を可能にするのもまたビーコンのおかげ。

以下の画像中央にある白いボックスがビーコンです。

しかし、それは裏を返せばビーコンが感知できなければ借りることも、返すこともできないと言うことです。

例えば、ポートに行くと自転車が3台あるのに、アプリを見ると1台しかないケースがあります。それは2台がビーコンの範囲外にあるか、電池切れの可能性があります。

ビーコンの範囲外の場合は、その自転車を範囲内に近ずけてやれば貸出が可能になります。時にはポートのラックに駐輪されてる自転車の充電が少なく、ポートから離れていて貸出不能の自転車の充電が多く、かつメンテ状態が良い場合がありますので、そんな時は物理的に状態の良い自転車をビーコンの近くに移動してやれば貸出が可能になります。

また、自転車を返却する際にも、ポートが自転車でいっぱいのケースがあります。ラックに入らない場合は自転車と自転車の隙間に駐輪すればOK(ラックが無い駐輪場は指定のスペース内でビーコンに反応すれば問題ありません)。

一度、あまりに自転車がいっぱいでビーコンから離れたところしかスペースが空いてなかった時は返却が不可能だったので、ラックに駐輪してある自転車をどかさなくてはいけませんでした。

この自転車はGPSも搭載しているようで、仮に電池切れになったり、ビーコンに感知されない状態になっている個体もちゃんと追跡できるようになっているようです。

ドコモ・シェアサイクルの今後

冒頭でも述べたように2020年までに自転車の台数を5倍に増やす計画とのことで、これからより便利になっていくでしょう。おそらく現在利用できない区でもシェアサービスが始まるのでは無いでしょうか?その際は、ちゃんと区をまたいで利用できることを切に願います。

また、サービス提供している区でも、エリアによってはポートがあまり充実していない場合があるので、そのあたりの弱点を補えるかどうか。例えば港区では以下のように白金周辺はポートの数が少ないのです。白金や広尾は電車の便もあまり良くないので、シェアサイクルがあったらとても便利なのですが。

日経トレンディの2月16日の記事によると

会員数は約31万人を抱える。2017年の利用回数は前年比1.5倍の350万回に急拡大。5年間で10倍にまで拡大したことになる。

とのことで需要は確実にあるし、潜在的需要はもっとあるでしょう。だからこそ前述してきたちょっとした行政区を股にかけた協力体制の弱さと煩雑さが惜しい。

すでにシェアサイクルを導入している「品川区」「大田区」「練馬区」は早く区の境界を超えた貸し借りをできるようにしないとユーザーが増えるはずがないでしょう。港区の品川駅前で借りて、2kmほど離れた品川区の大井町駅前で返せないなんて不便。

電動アシストであることの問題

それに、電動アシストであることが今後吉と出るのか凶と出るのか、利用するたびに疑問に思うのです。

今後拡大していけば、充電の手間は大きな負荷となりそうだし、運が悪いユーザーはポートにたどり着いても充電不足で満身創痍な自転車にしか出会えないかもしれません(今でもそう言うケースはあるでしょう)。

すぐ近くの別のポートに行けば問題ないくらい普及すればいいのかもしれませんが、やはり最初にたどり着いたポートで自転車を借りられないとユーザビリティとしてはどうか。

やはり充電を人力で入れ替えるのは大変でしょう。ポートに駐輪された自転車はワイヤレスで充電できるくらいにならないと、経費がかかりすぎるんじゃないかと心配になります。行政の補助金があるから出来るシステムなんじゃないかとも思う。

従来ははポートが情報管理機能を持っていたのに対し、ドコモ・バイクシェアは個々の自転車の通信機能を使って貸出返却から電池残量まで把握できるので、大規模な工事が必要なく、コストやスペースを抑えることができるとドコモ側は言いますが、結局ビーコンは必要だし、ほとんどのポートでは簡易のラックが設置されてますから総合的なコストはどうなのでしょうか?

東京の山手は坂が多いので電動アシスト自転車が便利なのはわかるのですがね。

競合も続々参入

ちなみにセブンイレブンがソフトバンクグループのOpenStreetと共に始めた「HELLO CYCLING」も電動アシスト自転車なのですが、こちらはポートにて充電ができるようになっています。これはこれで管理にかかる経費も削減できるでしょうが、各ポートの貸出可能台数はもちろん、返却可能台数まで決まってしまいます。すると、運が悪いと返せないと言うことにもなりかねません。

そう言う意味では中国を席巻し、まずは札幌に上陸した「モバイク」は普通の自転車ですから圧倒的に管理の手間は少ないはずです。いかに無駄を省いてスマートに管理するかどうかという時代ですから、いちいち充電器を人力で交換したりとか、充電ポートを利用して返却台数に限りがある電動アシストより、普通の自転車を使ったモバイクが有利な気がするのですが、どうなることやら。

そんなモバイクはLINEとの業務提携を発表。次は福岡進出だとか。ちゃんと中国人観光客の多いところをついていますね。

今の所、世界的にも普通の自転車のシェアサイクルが一般的なようですが、マドリードなどいくつかの都市は電動アシストを導入しているようです。やっぱりワイヤレス充電ができるようになれば強いなとは思うのですが。

自転車の普及を願って

学生時代は毎日自転車で東京を走り回っていた僕ですが、その時から自転車の利用環境の改善は切望するところではありました。

当時はお金がないのも自転車に乗る理由の一つでしたが、駐輪場にお金を払うのがバカバカしく、なんでもっと北欧の国みたいに無料の駐輪場がないのかと思っていたものです。放置自転車が増えてしまったりといった問題も起きるのかもしれませんが、まずは自転車需要を増やすことだとも思っていました。

何しろそれは交通の円滑化に繋がりますし、環境への負担も減ります。そして人々は日々の有酸素運動で健康になる。現代人は運動不足が行き過ぎています。

一昔前はもっとひどかったはずですが、今でも自転車で車道脇を走っていると排気ガスの臭いこと臭いこと。東京の空気はただでさえ不味いのに、自転車乗りは最悪の環境で呼吸することを余儀無くされています。久しぶりに東京に帰省して自転車に乗りましたが、改めて大気の汚染具合に驚きます。

単純に歩ける距離は歩いて、走れる距離は走って、漕げる距離は漕いで、必要な時に公共交通機関や車に乗るという社会。むしろそういうライフスタイルが快適にできるまちづくりが必要なのでしょう。そして排ガスを間近で吸う立場(自転車に乗ったり、ランニングしたり)にいると、走っている全ての車がEV車だったらいいのにと、本気で思います(僕の車は中古で買った軽バンですが、今、EVやHVについて勉強中)。

これは東京など人口の多い都市だけの問題ではないと思います。巨大ショッピングセンターが台頭している♦郊外や地方では自動車の利用が増えているようで、環境の問題はもちろん、公共交通機関の廃止や、市街地の空洞化など街としての機能が低下してしまっているところも。

だから僕は郊外や田舎と呼ばれるエリアにおいても単純に歩ける距離は歩いて、走れる距離は走って、漕げる距離は漕いで、必要な時に車に乗る、ということが意識される必要があるし、それが可能なまちづくりが必要になってくると思います。車ばかりに頼っていると、どんどん暮らしにくくなる。

100m先のコンビニに車で行く人とかいますからね。現実に。

シェアサイクルを利用するということは、必要な時は自転車を借りるし、必要な時は歩くかもしれないし、電車やバスも併用するかもしれないし、レジャーには車で出かけるといったような、必要に応じて移動手段をチョイスするライフスタイルを可能とし、あらわしていると思います。

だから僕は今世界中で広まっているシェアサイクルが、自転車を利用することの便利さと気持ちよさと社会的意義を伝えると同時に、移動の選択肢が他にもあるんだと言うことを広める存在として大いに期待してもいるのです。

まずは東京が自転車に優しい都市になったらいいなと、そう思っています。

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百姓2.0/自給リスト(自足に限らず);野菜、米、塩、味噌、建築、トイレ、経済、国家、獣肉(拾い物)、書籍、映像、音楽 etc /自著『旅をふりかえる旅』https://amzn.to/2Wb1mNs、『下らない生き方』https://amzn.to/2ZEjgKf /
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