【あるもんで建築】15.根太(ねだ)と壁枠、筋交いの取り付け 〜コンポストトイレを小屋から持続可能な方法で作る

屋根ができたので少しは雨を防げるだろうと安心していたが、当然ながらそんなに安直ではなかった。雨はただ垂直に降るほど単純ではない。風が吹けば横殴りにもなる。当たり前の話である。

ああ、早く壁をつけよう。そう思った。

しかし、そう思ったところでコツコツ順々にやらなければいけないことには何も変わりはない。

そこで早速壁に着手しようと思ったが、構造上、床の工事も進めたほうが良いことに気がついた。

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土台の加工

まずはこの小屋の土台がどうなっているか再確認して見よう。天然そのままの丸太なので、全くフラットではないのだ。これでは床を支える構造たる根太をフラットに取り付けることができない。

根太がフラットでないと床板が浮いてしまうだろう。床が少し斜めなのは気にならないかもしれないが、床が浮いてしまうのは気になる。

なので、ノミで削ってそこそこのフラットを出した。根太用の欠きこみももう入れてしまっている。雨の中の作業だったので、写真など取らずに先に進んでしまった。

向かって左側の土台はアーチ状になっていて特に高さがあったので、根太用にがっつり欠きこみを入れた。

一方の右側の土台は少しだけ水平の平面を出した。

前方と後方の土台もそこそこの平面出し。この上にも根太が乗る。

そして、ここにぐるりと一周角材を打ち付ける。土台は完全に平面出ししたわけではないので角材と土台の間にところどころ隙間ができているが、これは床下への隙間となるので別に構わない。手作業で製材機並の潔癖な作業はやってられない。それに床下への換気は歓迎だ。

そして根太を取り付ける。向かって横向きに取り付けた六本の根太に床板を打ち付けることになる。一般的な根太の間隔は30.3cmだが、少し狭くした。

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この写真を見ていると、根太の下に、根太に垂直となる材を一本入れるべきだったかなとも思う。しかしに同様の構造をもつ屋根に乗っても問題ないし、この根太の上に乗っかって作業しても大丈夫だから良しとしよう。根太の間隔も狭いことだし。

ちなみに、ひとまずは中央の二本は取り外しできるようにしてある。それは壁ができたら床下で焚き火をして小屋内を燻そうと思っているからだ。

壁の枠と筋交いの取り付け

次に、丸太の柱に角材で枠と筋交いを取り付けた。

当初は丸太の柱に直接板を横向きに打ち付けて壁にするつもりだったのだが、それでは折角の柱が隠れるという指摘をいただいたのでこの枠に壁板をつけることにしたのだ。

なんだ見た目かよ。

いや、それだけではない。

もともと柱の表面がガタガタだから、壁板を綺麗に取り付けられるか怪しいのだ。

また、色々考えて、壁板は縦方向に取り付けようと思っているのだが、この壁枠がないと、丸太の柱と壁材の隙間から中が少し見えてしまいかねないのだ。それは丸太柱の表面のガタガタさによる。中が覗けるトイレになんか誰も入りたくないだろう。

他にも、強度向上は見込めるし、この角材は雨に濡れてはカビてを繰り返しているかなり年季の入った材なので、大事にとっておいて使い物にならなくなるくらいなら使った方が良いと判断したこともある。

何れにしても、今まで必要最小限かつ伝統建築っぽいことをしてきた後では、何となくジレンマがないわけでもない。

しかし、それもこれも貰った材(すでにあるもの)を有効に使うための判断だ。実は最初の最初は土壁を作ってみようかなんて考えていたのだが、貰った板を無駄にしないために板壁に決めたという経緯もある。

詳しい経緯は壁張りの時にしよう。

壁枠は周囲にぐるりと取り付けて、左右の下半分と、後方には筋交いを入れた。

実はこれまで小屋はグラグラしていたのだが、筋交いを入れたら途端に安定。隣のコンポスト枠と棒で固定していたのも必要なくなった。

水平方向に入れていた(おしゃれな)横架材は全く効果がないこともないのだろうが、役不足であった。伝統的木造建築ではホゾ接ぎをした箇所に楔だったり、込み栓と呼ばれる木の杭を入れたりすることで、骨組みを安定させているようだ。むしろこれがないとぐらつきは収まらない。それがなければ筋交いだ。なるほどね。

小屋後方の上部には窓を取り付ける予定だが、まだ考え中なので、窓枠も入れていない。

とりあえずこれはこれで置いといて、壁張りに進んでしまおうと思っている。壁を張りながら窓をどうするか考えるつもりだ。

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百姓2.0/自給リスト(自足に限らず);野菜、米、塩、味噌、建築、トイレ、経済、国家、獣肉(拾い物)、書籍、映像、音楽 etc /自著『旅をふりかえる旅』https://amzn.to/2Wb1mNs、『下らない生き方』https://amzn.to/2ZEjgKf /
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